血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 |浅田 次郎
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血まみれのマリア―きんぴか〈2〉
浅田 次郎
光文社 刊
発売日 1999-08
価格:¥560(税込)
役者が揃い、一段と面白くなりました。 2005-02-01
「三人の悪党」の続編。一段と面白くなってます。娯楽性に加えて、著者独特のヒューマニズムが発揮され、味わいの深さが増しているように感じました。何といっても出色なのは表題の「血まみれのマリア」で、救急センターの看護婦長と彼女に惚れてしまったピスケンの物語です。救急センターという職場の激務と人の命を預かる職業の尊さが背景に込められており、敬虔な気持ちにさえなりました。ピスケンはいわばそういう人たちに対する多くの読者の代弁をしてくれているような感じです。「鉄道員」や「天国までの100マイル」といった名作に通じるようにも思えました。「三人の悪党」から繋がってますので、このシリーズをお読みになる方は最初から読まれるほうが良いと思います。素晴らしい作品だと思います。
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この記事は2006/7/16に作成しました。
