珍妃の井戸 |浅田 次郎
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珍妃の井戸
浅田 次郎
講談社 刊
発売日 1997-12
価格:¥1,680(税込)
「蒼穹の昴」の続編の一部 2006-03-24
「蒼穹の昴」のレビューでも書いたが、この作品は、多くの謎を残したまま終わっている。その謎の一つ、若き皇帝と珍妃の最後について「蒼穹の昴」の出場人物の多くが登場して、様々な証言を行なう。
これらの証言は、一致するものもあれば、全く正反対の主張もある。
結局事実は藪の中になるわけであるが、このように、犯人を明示しない推理小説は、ストレスがたまる。
こういう結末のつけ方も、新しい方向かもしれないが、「蒼穹の昴」の残された謎を期待した人間にとってはやや不満の残る結末であった。
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この記事は2006/7/16に作成しました。
