浅田次郎の書籍を徹底紹介します。


民子 |浅田 次郎

民子民子
浅田 次郎
角川書店 刊
発売日 2001-09
価格:¥1,575(税込)




☆3±2 本当なら感激、でも 2006-03-25
 「きんぴか」の合本の口上に学生のときに先生から「お前はほら吹きだから小説家にでもなれといわれた」と言う趣旨の話があって、彼の作品は、「ほら吹き」と「真実」の区別の付かないところに魅力を感じてきた。

 この「猫が原稿を読んでくれた」という話は、どう考えても「ほら吹き」の方の話である。文字の読める猫がいるものか?!?

 ただ、そのありえない話を、さもありなんと思わせるところがこの作家の不思議な力である。

 ただ、発売時期が、「メトロに乗って」で賞を撮り、「鉄道屋」で賞を取り、「壬生義士伝」で賞を取った後だけに、どう考えて儲けを狙った「ほら吹き話」になってしまうことが悲しい。このような話は、賞を取る前に書いても読まれなかったろうが、賞を取る前に書いておくべきだったのではないか?でないとあざとすぎる。

 酷な評でしょうかね??


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この記事は2006/7/16に作成しました。

【浅田次郎の経歴】
1951年生まれ。

1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞受賞。

1997年『鉄道屋(ぽっぽや)』で直木賞受賞。

2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞を受賞。

その他著書多数。




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